家事の意識を高める

気づくと部屋が散らかっている。いやずっと気づいてはいるのだがそのままにしてしまい、さらに散らかっていく。

いい機会なので家事について今一度考えてみると、それは三つの要素分けられるのではないか。まず意識、つまりこれくらいのレベルは維持したいよね、という綺麗さのレベルだ。私の部屋はいつも散らかっているが、かといっていわゆる汚部屋にはならない。ゴミは欠かさず出している。つまり私にもこれを超えるとやばいというボーダーラインがあり、それは一般的な人よりも低い位置だが、汚部屋よりは高い位置にある。

皆それぞれこのボーダーラインを越えないように掃除や家事をしている。このラインが極端に差がある人との共同生活は苦しいものになるだろう。

次に家事スキルがある。散らかった部屋を目の前にしてそれどう掃除するか、整理整頓するかというスキル。これも一朝一夕では身につかないが、本を読んだり、練習することでスキルは身につけることができる。

そして最後に実際に家事をやる実行力だ。家事は、だるい。ゲームの方が楽しいし、あるいは仕事でクタクタになって帰ってきたあとは、もう部屋が散らかっていようと関係ない、掃除なんて無理となる。意識もスキルもあるけど時間と体力が足りなくて部屋が散らかったままであるというのは、よくあることだし精神を蝕む。

この三つ、意識とスキルと実行力が揃わないと家事はできない。そして今の私に足りないのは意識である。かなり散らかっていてもまあいいかとなってしまう。ではどうやって意識を高めるかというと綺麗な部屋で生活する快適さを体に覚えさせるしかないのではないか。ということで今週末はひたすら掃除と片付けをしていた。