DEATH STRANDING

めっきりブログを書く習慣がなくなってしまっていた。生活習慣がちょっと変わってしまって、うまく時間がとれないというか、なんというか、有り体に言うと、今まで本を読んだりブログを書いたり読書ノートを作っていた時間がデスストランディングにとられてしまっている。

デスストランディングは面白い。ここ数年で一番かもしれない。わたしは象徴的要素がうまいこと噛み合っているしゃらくさい作品を好む。TRIGGREのアニメが好きなのもそれが大きな理由だとおもう。デスストはそういった意味でも凄く良い。好みだ。対消滅したい。

PS4にたしかトゥモローワールド?とかいう名前の free to play のゲームがあって、それはみんなで労働をするという共産的発想で社会をつくっていこうというオンラインゲームだったのだけど、あれが目指すところもある種デスストに似ているのだとおもった。しかし小島秀夫はおもしろゲームをつくるパワーが強すぎて、とにかくデスストはおもしろい。宅配ゲームというクソつまんなそうなコンセプトをここまでおもしろいゲームに仕立てられるのは彼だけだろうし、ここまで象徴的要素をてんこ盛りしてプレイヤーにどストレートなメッセージを届けられるのも彼だけだろう。とにかくおもしろいんだ、だからやってくれ、ゲームはプレイしないと意味がない。ゲームの批評を読んだりプレイ動画とか実況をみたりするのはそれもやはりゲームだけど、ゲームをプレイしたときに発生する独特の感覚や感情、それこそがゲームがゲームであるが意味だとおもうんだ、だからプレイしてくれ、デスストはプレイすべきゲームだ。

ゲームはだいたいがクソだが、たまにゲームを好きでいてよかったと思えるようなゲームが出てくる。だからまだゲームが好きだ。