役所と怒られ

市役所から色々と届いていたが開封できずに何日か何ヶ月か経っていた。郵便物というのはこわいし、電話もこわい。だいたいそれらはわたしを怒るためにやってくる。出れば怒られるというのになぜ出るだろうか。おもえば進研ゼミのころから郵便物は憂鬱だった。しかしいつまでも無視し続けるわけにもいかないし、溜めすぎるとどうにも体調が悪化するので頑張って今日まとめてこなしてきた。税金などかなりぐちゃっとなっていたが市役所の人がうまい感じにさばいてくれてことなきを得た。プロはすごい。労働は尊い。思いのほか金がないのは働いていないからであって、しかも色々あって出費がかさんでいる。家計はよくわからない感じになっている。もうビットコインでひとやま当てるしかないかもしれない。やめよう。わたしは人に怒られるのが極端に嫌いで、人になにか言われるとすぐに怒られたとおもってしまう。そして怒られたというと、そのひとはべつに怒ってないと言い、ちょっと変な空気になってしまうことが多い。だから市役所なども行くと怒られるのではないかと思ってつい行けなくなる。しかし怒られるとは一体なんなのだろう。怒るとはいったいなんなのだろう。何人たりともわたしの価値を毀損することはできない、侵すことはできないと思っていても、実際に怒られたり失望されたりすると肉体の一部を失うような喪失感と恐怖がある。