2019/01/14

タミフルはすごい。これに尽きる。あしたどうすればいいんだろう。

布団を干してシーツや布団カバーを洗濯した。風邪が治るといつもやるルーチンになりつつある。

今日の映画はロッキー。まさかエイドリアンが内気眼鏡女子だったなんて。

映画の良さってなんなんだろうとわりと昔から思っている。作品の話ではなくて、映画一般の良さみたいなもの。映画が好きというとき、それはどのような要素をさしてどのような意味で言っているのだろう。ある長さの時間と空間が切り取られてそこに在るというのが映画の良さ、あるいは良さの可能性かもしれないと最近は思う。例えばマンガは、その再生速度を自分でコントロールできるけど、映画は定められた速度でしか見れない。それゆえに退屈さがあり、映画というのは退屈なものだという印象もあり、しかしその退屈さのなかに良さがあるという気もしていた。

ロッキーの前に、新しくアニメ化したブギーポップをみていたのだけどこっちはあまり良さを感じられなかった。なんというか、ストーリーを進めるために語るためにシーンがあるような印象だった。良い映画は、わたしが良いと感じる映画は、瞬間のために瞬間があるような、その瞬間の存在と価値とそれがそこにある目的が合致しているような気がする。そういった良い瞬間が連なり、あるいは散らばって、退屈だが充実した映画体験をつくっている気がする。

別の方向の良い映画というのもあって、それはすべての瞬間がその次の瞬間に連なっていって最後までおわるような、エンターテイメント的でその技巧にほれぼれするような映画もある。

三連休はインフルをなおしているあいだに終わってしまった。いったいなんだったんだろう。虚無い。