対馬の亡霊

ゴーストオブツシマを買った。特に買う気はなかったのだが発売日にTwitterで盛り上がっていたのでつられて買ってしまった。最近のゲーム買うパターンはこれで、発売日前からなんとなくタイトルは聞くけど特に調べるでも楽しみにするでもなく、でも発売してみたらなんか盛り上がってるから買う、というパターン。

ゴーストオブツシマ面白い。私が気にっているのは風に導かれるシステムだ。オープンワールドのゲームではプレイヤーが迷わないように、目的地にマーカーを設定して、自分がどっちに向かうべきかを UI が指示してくれるのだけど、ゴーストオブツシマでは目的地の方向に向かって風が吹くというシステムでナビゲートしてくれる。これがとても良い。そもそも画面に矢印やらマーカーやらが出現してこっちだよって指示してくれるの、不自然だったんだよな、冷静に考えて。

ゲームからゲーム UI を排除するという方向性を私は結構好きで、例えば MGSV でマップ画面がスネークが実際に操作してる端末だったりするやつ。UI が排除されることによって没入感が増す。一昔前のゲームをやると、なんだか画面にいろいろごちゃごちゃバーやら数値やらが出ていて鬱陶しいと感じる。

ゴーストオブツシマも、もっと UI 排除の方向を強めて、いっそ体力ゲージとか気力ゲージもなくしてしまえばよかったのにな。

あと噂システムというのがあって、主人公が活躍するとその噂が対馬に広まっていく。主人公はいろいろあって対馬の最後の侍なんだが、こうやって噂が広まっていくことで対馬の亡霊となっていく感じもワクワクする。