なんか、つらい

なんかつらいな。まずいまちょっと金銭トラブルを抱えている。大した額ではないのだが、大した額ではないからこそ全部自分でやらなくてはいけなくてだるい。まず相手に連絡する、特に電話するのがストレスなんだよな、わたしはそもそも電話が嫌いだしな。

22時に寝て、6時に起きるようにしているのだが、朝の6時は今の時期はまだ夜明け前なのでうまく起床できない。結局二度寝して7時くらいになってしまう。朝が慌ただしいし、朝の作業時間もとれない。

労働はそれが最良のものであっても最悪である。なので労働について特に書くことはない。

あと昨日の荒れた天気。そういうようなことが重なってなんだかつらいなという気分になっている。今日は早起きができたのでカフェで朝ごはんを食べている。

今村仁司の『仕事』という本を読んだ。古代ギリシャ、中世、近代、現代の労働観の変化についてまとめたもので、とてもわかりやすかった。Amazonで中古が安く売ってるのでおすすめです。

そういえば正月のやっていたテレビで、五児の母がパン作り教室でお金を稼ぐみたいなやつをやっていた。その人の旦那さんはコンサルらしくて家庭の収入は十分にあるようだったが、その奥さんにとっては自分でパン作り教室で利益を出すことが自己実現的なあれだとおもっているらしくて、なるほどなーと思った。

生活の糧はあるんだから趣味でやればいいのにな。金というものが、価値対称性の機能を超えて人間の実存と結びついてしまっている良い例だなとおもった。わたしもたまに同人誌をつくったり、友達の本に文章を書いたりするが、儲けられるとは全く思っていないので原価で、つまり印刷代でやっている。以前出版社の方と飲んだときに、同人誌をつくるモチベーション、儲からないし売れないのになぜ、みたいな話になったけど、わたしは生活の糧は労働で得ているので本は趣味だし、儲からないくても売れなくても読んでもらえなくてもいいと思っているなと思った。これはわりと幸せなやりかたなのだろう。

あるいは年収の多寡が、生活の糧である以上にまるで自分の価値であるかのように感じてしまうというのもわかる。金は恐ろしく、人間は愚かなので。