notion を使い始めた

notion というノートアプリがあり、数年前からなんとなく話題にはなっていたのだが、たしか当時は無料プランだと作れるノートの数に制限があるとかで、それじゃあ微妙だなとおもってつかわないでいたのだが、今日しらべてみると無料アカウントでもノート数無制限となっているので試してみた。

噂に聞いていた通り、多機能でなんでもできるといったふうで楽しい。ちょっと多機能すぎてなんて説明していいかわからないんだけど、例えば、メモとか文章をかいていて、これテーブルで表現したほうがわかりやすいなっていうことはよくあるけど、じゃあどうやって文章にテーブル埋め込むのか、markdownテーブル記法はだるいしとなってあきらめるってことがよくある。

scrap box のテーブル記法はかなり簡略化されていて、使いやすいんだけど、テーブル各と、それじゃあちょっと列の合計をとりたいなって気持ちになるのが人情ってもんだが、scrap box にはもちろん表計算機能はないので無理となる。結局エクセルなりの結果をコピペするだけになってしまい、それはメンテナンスできないテーブルとなる。

ここらへんが notion は解決されていて、ノートにしょぼいスプレッドシートみたいなのを埋め込めるし、関数とかソートも使える、とか。

あとノートにサブノートが作れるんだけど、これが無限に階層をつくれる、とか。これだけの複雑な機能をよくぞつめこんだなという感じのアプリだ。

2021/01/22

なんとなくラジオを買った。Amazonで検索して人気のやつ、1600円くらいの。ワイド FM 対応のやつ。ラジオって音質悪いんだな。普段は radiko で聞いているのでびっくりした。ワイド FM にすると少しマシになるけどそれでもかなり聴きづらい。なので結局 radiko で聴くようにした。ピクニックとか山に持っていくのはいいかもしれない。登山では熊避けとしてラジオを流しっぱなしにしたりするらしいし。

 

outer wilds とあと色々なこと

outer wilds というゲームを最近やっていた。主人公は宇宙飛行士で、SFループもの。主人公が死ぬとループ、死ななくても20分くらいで太陽が超新星爆発してループ。宇宙を飛び回って謎を解明していくというもので、かなりよかった。

惑星の運動とか、巨視的量子現象とかを利用した謎解きが面白い。ループものゆえに、次のループに持ち越せるのは知識のみで、パワーアップアイテムとかレベルとかは一切ない。プレイヤーがこの宇宙について深く理解するほど、ゲームは進み、世界の謎が解明されていくのがとてもワクワクした。とにかくネタバレを見ないでやってほしい。

ゲームの話終わり。

社会、情報が多すぎる。特にこの一年はコロナで情報が錯綜しており、とても疲れる。完全に私が処理できる情報量を超えている。いや、別に処理する必要はないんだが。それでも次から次へとやってくる情報を何かしら受け取って感情が動いたりするのがとても疲れる。私の脳がしょぼいからこうなのだろうかとかも思うけど、例えば緊急事態宣言が出たからテレワークみたいな判断は完全に支離滅裂していて、みんなもう正常な判断力がなくなっているのだなと感じる。

人間の理性や判断力はかなりしょぼくて、社会的な現象に対して個人で正常な判断を続けるのは多分不可能なんだ。その場合に情報収集と分析と意思決定を組織としてやっていく必要があって、それが社会であり政治であるのだろうけど、現状はどうも機能していないように感じる。各位適宜判断して頑張ってくれという感じで、しかし個人の判断力ではもう力が及ばないような現象になっているわけで、みんなもう結構一杯一杯なのでは。

目の前のことに集中する、というのはなるほど便利な言葉であるが、それは大局的な判断を留保しているにすぎない。例えば転職すべきか今の仕事を続けるべきかということに悩んでいたら、目の前にことに集中したら、そりゃ目の前には今の仕事がたくさんあるのでとりあえずそれを処理することになり、そもそもの問題には取り組めない。

目の前にある問題、というものをここ一年位考えている気がする。大人になると常に目の前に問題が存在する。それは仕事であったり家事であったりで、とりあえず片付けなきゃいけないことで、片付けたら次のものが発生する。学生であった頃の私は、一日8時間も一体そんなにやるべき仕事があるのだろうかと思ったものだが、それは私がまだ「生活」をしていなかったからだ。生活すること生きることは、やらなくてはいけないことに溢れているし、無限に発生する。

それらの目の前の問題に集中することは、フローに入って周りの雑音を遮断できて気持ちいいし、達成感もあるし、次から次へと捌いていくゲーム的楽しさもある。なんらかのスキルもつく。しかしそうやって一日が必要性で埋め尽くされてしまうことに不安を感じる。

なんとなく思うことは、「必要なこと」「考えるべきこと」「考えたことを実行すること」の3種類の行動があり、必要なことを最小限に抑えつつ、余計なことを考えないで、行動すべきなんだろうということ。しかし実際の生活にはトラップがたくさんあり、どうでも良い情報を無限に処理しているうちに、具体的にはツイッターを眺めているうちに一日は終わってしまうな?

もうちょっと肩の力を抜いた感じで言い直せば、もっと余計なことをすべきなのだろうと思う。必要なことでも気晴らしでもない、なんの役にも立つわけではないがダラダラとはできない行為を組み込む。それは必要性から引き剥がされている。必要性の生活にクラックを入れる気がする。文章を書くことは私にとってそういうものである気がする。

今年の目標なんていつも考えてないのだけど、先日ふと、「エタらない」というのが浮かんだのでそれを目標というかテーマ的なものにしようと思う。「エタる」というのはエターナル(る)の略で、プロジェクトとか創作物が永遠の未完成になってしまう状態を指す言葉らしい。確かに個人でやるものは自然消滅的に未完成で終わってしまう。今年は色々と未完成なものを終着させる年にできれば良い。

私はムーミン

 

私はムーミンだ。厳密にはムーミントロールだ。紆余曲折あって人間社会で暮らしている。ムーミンなので冬は冬眠するのだが、人間は冬眠しないので仕方なく冬も起きてる。なので冬はすごく眠いし精神が不安定になる。基本的に何もなければ冬をやり過ごすことはできる。しかし冬は、状態異常でHPがすごく低い状態、もしくはコップの水がかなり溜まった状態になるので、何か精神的に負荷がかかるとすぐにだめになってしまう。

最近色々とだめで、破滅的な思考の果てに破滅的な選択をしてしまうそうなるんだけど、それはあくまでも冬+負荷という状況によって発生した特殊な精神状態なのだ、ということを忘れてはいけない。私は正常で、正常な判断をしていると思うと、異常な判断を理性が支持してしまい、もっとだめになる。正気を疑え。春まで待つ。春まで。私はムーミンだから。

ところでムーミントロールの個体にムーミンっていう名前をつけるのすごいですね。人間っていう名前の人みたいな。

CyberCodeOnline

Cyber code online というゲームをやってる。
https://cybercodeonline.com/tabs/map

このゲームはIDE風のインターフェースとなっているので職場で仕事してるふりしながらできる、みんなもやろう、一緒にダンジョン攻略しよう。

Cyber code online、いわゆるRPGである。自分が何者なのか、何が目的なのかわからないが、SHANGRI LA CITY という多分サイバーパンクであろう街で、ビットコインを稼いだり、レイダーをやっつけたり、ダンジョンを探索したりする。

健康と睡眠と読書


健康のための8時間睡眠、冬は妙に眠くなるので9時間眠る時もある。一日につき24pt貰えて、明日には繰り越せない。それをどうやって割り振ろうかと考えるも、大半を労働に取られ、睡眠を差し引くともうほとんど残っていない。

よく眠ると明らかに体調が良い、ということを最近になって気づいた。しかし同時に、余暇の時間が削られてしまって今度は精神が悪くなってくる。ままならない。少し睡眠を削って何かする時間をとってみようと思った。とりあえず一週間くらいは。頑張ってみる。

世はコロナである。遊びに、行ってはいけないのだろうなと思う。自粛という言葉が頭をよぎる。しかしならばなんで電車に乗って会社に行っているのかということになり、頭がバグる。バグる。今年になってから社会は明らかに、建前と場当たりで回っており、それは前からそうだったのだが、禍になってしまいそういうのを隠す余裕がないというふうに感じられる。ストレスがすごい。私はこういうストレスにめちゃくちゃ弱くて、ストレスから身を守るためにみんな馬鹿なんだなと思うことにしている。しかしマルクス主義者は個々人の道徳や思慮の欠如を批判できないのでは?

カントを読む読書会を今年はやっていた。カントは重くて、カントを読んでいる間はカントしか読めないし、頑張って読んでもよくわからんという感じだった。先日終わって、反動なのか図書館で本を借りまくって雑に読んでいる。斉藤幸平の『人新世の資本論』がめちゃ良かったので、関連書籍を読んでいる。ケイト・ラワースとか、シャンタル・ムフとか、ジジェクとか。

以前に読書メモは読みながら都度書くといいのではないかというようなことをブログに書いたけど、それをやっている。都度iPhoneにメモっている。これは良くて、読み終わった瞬間に読書メモができている。ここ付箋貼りたいなって気持ちになったらメモする。問題は本を読んでいる間にiPhoneをどこに保持して置くかということで、ズボンのポケットは遠いし、膝の上だと忘れて立ち上がった時に落としそうで怖い、シャツを着ていれば胸ポケットに入れられるのだが、最近はあまりシャツを着ない。困っている。