社会

芥川龍之介だかの有名なセリフで、世間とはお前だみたいなのながあるけど、では社会とはなんなのか。社会がつく言葉というのはどうにも胡散臭い。ふと思ったがソーシャルゲームという呼称はまだ使われているのだろうか。あれらのゲームを総称してなんと呼ぶのだろう。ギャンブル…?

最近は社会復帰のためにリハビリしなきゃなあと思って活動しているが、その復帰すべき社会とはなんなのだろう。社会人という言葉も違和感があり、では学生は社会の構成員ではないのかとか。これらのどうしようもない胡散臭さというのは社会という曖昧な言葉によってある特定の範囲を指示し、社会であるものと社会でないものを恣意的に分けているところだろうと思う。社会人という言葉を使うひとは社会を労働者によって構成されるものだと見なしている、いやだから社会人でないひとはなんなんだっていう話で、非社会人とか反社会人とでも名乗ればいいのか。

非常に広い意味を持つ言葉を、特定の対象の指示のみに使うことは、差別的な世界観を含んでいる。