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老人と海

Kindle unlimited をそろそろ解約しようかなとおもって対象の本を眺めていたら、光文社古典新訳文庫が大量にあることを発見してしまった。

光文社古典新訳文庫はおしゃれな岩波文庫というふうで、ラインナップがとても魅力的だ。岩波が電子化に積極的でないのにたいして、こっちはがんがん電子化しててとても助かる。

ところで、人は誰しも、岩波文庫しか読まないという拗らせた時期を経て大人になるものだと思う。

というわけで Unlimited はもうちょっと継続ということになり、手始めに老人と海を読んだ。これはたしか中学生のころに読んで、しかも読書感想文など書いたのだが、当時はなにが良いのか全くわからなかった。主人公が老人というのも刺さらなかったし、漁師というのもひどく地味に思えた。

しかし今よむとめっちゃ良かった。老人と少年の関係とか、老人の人生への態度とか、とにかく良さがちりばめられている。なろほどこれは名作だなと納得した。しかしあまりに良さが散見されてちょっとあざといなとすら思うので人間というのはめんどくさいなとおもった。