したおぼえのない約束を破ったと罵しられる、いや罵しられない

人間関係について、ぼくがこわいなあとか不安だなあとおもうことの一つは、「明文化されていない約束やルールを知らずのうちに破って、知らずのうちにぼくの評価が下がっていくこと」です。

マナー、とか、ルール、とか、ぜんぶ書いといてくれればいいのに。メタルギアライジングの無線ネタで、ポジティブリストとネガティブリストみたいな話があった。傭兵が戦闘地域において、やってもいいことリストとやっちゃいけないことリスト、どちらを渡されるのがストレスが大きいか、みたいな話だった。つまり「…以上の施設への攻撃を許可する」と書かれたリストか、「教会を攻撃してはいけない」と書かれたリスト。後者のほうがシンプルでストレスが少ない、前者のリストを渡されてしまうと行動する度にリストと行動を照合しなければいけなくなるのでストレスやばい、みたいな話だった。

だいたいぼくはテーマを決めて書きはじめてそのときに思いだした話をてきとうにはさむんだけどよくよく考えてみるとぜんぜん関係なかったりしますね。

定時に帰らない空気があって、そこで定時に帰るとみんなからの心証がわるくなるんじゃないかとか、そういう、見えないルールに抵触しないように気を付けたり、それにともなって見えないルールを探ったり、そういうのがめんどくさいし、とても不安になる。

そしてその心証が悪くなるっていうのも明言されるわけではなく、誰かの心のなかで勝手に下っていって、あるとき急にぼくの生活に影響を与えたり与えなかったりする。とても不安だ。

めんどくさいのでぜんぶ気にしないようにしようとおもう。

あと、また関係ない話をしますが、このあいだ電車に乗っていたら満員電車のなか障害者手帳を印籠のように掲げモーゼのごとく優先席に座る方がいらして、ああスマートでいいなっておもった。

見た目ではわからない障害を持つ方もいるから優先席には座らないようにしよう、みたいなことを言う人もいるけど、そういうのはけっこう無駄なコストなんじゃないかとおもう、ああやって主張して交渉して座席を有効利用するのはとてもスマートだ。

明日は平日。